2017年 新卒入社
東京支店 仕入

屋代 崚汰 RYOTA YASHIRO

入社の決め手は何ですか?

自社一貫体制が、
自分の活躍できる土壌であると思ったからです。

祖父・父親・親戚が不動産業界で働いていたので、将来は自分も不動産会社に勤めたいと思っていました。それも大手のディベロッパーではなく、成長途中の会社で。「街づくりをしたい」という観点から、もともとは仕入れをやりたかったんです。アグレ都市デザインは仕入れ・設計・施工管理・販売を自社で一貫してやっていて、成長過程の会社だったので、自分が幅広く活躍できる土壌があるのではと思って入社を決めました。あとは、自分が「住みたいと思える家」をつくっている点も大きかったです。最初は販売営業担当でしたが、現在は希望通りの仕入れ担当として働いています。

今どんな仕事をしていますか?

リーダーとして、キックオフミーティングを
行うための準備をしています。

ある土地の仕入れ契約後に、決済をして「プロジェクト化」するのに必要な条件(確定測量・越境覚書の取得・工作物の解体など)売主様に行ってもらっている段階です。その時間を利用して、造成会社様や測量会社様と工事や現場確認の日程調整をしたり、プロジェクト化した後の社内のキックオフミーティングの準備をしています。プロジェクトリーダーとしてスムーズにキックオフミーティングが行えるように、街の概要や特徴・区の街づくり計画・販売時の注意ポイントなどを資料にまとめているところです。

仕入れ担当ならではの仕事の難しさは何ですか?

販売営業は短距離走者。
仕入れは長距離走者。

私は販売営業担当を3年やり、仕入れ担当になって2年目。仕入れの仕事は信用取引なので、土地の情報を頂くため、一から仲介会社様と信頼関係を作ることろからスタートしました。販売営業と仕入れの大きな違いは、短距離走か長距離走かです。販売営業は一人のお客様に対して小さなゴール(申し込み・契約・住宅ローンの手続き・内覧会・引渡しなど)がいっぱいあり短い期間だと1カ月で引渡していきます。仕入れは、何件も何件も仲介会社様を回って情報を仕入れて、検討し当社の買取金額の提示、条件のすり合わせなどやり取りをくり返して関係性を作っていきます。仲介業者様はもともとお付き合いのある会社様もありますので、新規で取引するとなると信頼してもらうまでに長い時間を要することもあります。また、土地の売買契約をしてから販売営業にバトンを渡す「販売開始」という仕入れ担当の業務のゴールまで、少なくても5、6カ月位走り続けます。契約前の取引開始からプロジェクト化するまでとても長いのでモチベーションを保つのが大変ですが、自分の経験が蓄積されているという実感がモチベーションになっています。また、必ずしも土地を買えるわけではないので、やっと契約に至った時や担当した現場にお客様が住んでいるのを見た時の喜びはとても大きいです。

仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

常に対等。「ギブアンドテイク」を
モットーに仕事をしています。

仲介会社様に対しては、土地の情報を頂いたら、早く結論を出し売主様へ説明・提案できるように資料の提示や組み立てを報告すること。売主様に対しては、「売って良かった」と感じていただける家をつくること。販売営業の時は、見学に来てくださったお客様が「この家を買うか買わないか」という答えを出せるように接客することを意識していました。大事な時間を割いていただいたり、それまでの過程を考えると曖昧な状態のままでは申し訳ないと思うからです。

この職種で活躍できる人はどんな人だと思いますか?

相手と真摯に向き合える人や、
色々なことを考えて自分から発信できる人。

例えば取引先の開拓をするとします。相手(仲介会社様)から見たら、私のような飛び込み営業なんて毎日ごまんと訪問してくるわけです。その中から選ばれるためにはどうしたらいいのか。営業資料一つとっても「資料の構成はどのようにするか」、「資料は冊子になっていた方が良いか」、「クリアファイルに挟んだ方が良いか」などといった些細なことでも、相手の行動や気持ちを考えられることが重要だと思います。あとは、土地の価値が上がるような区割りは何か、どのように提案すれば「売る決断」をしていただけるかなどを自分で考えることも必要になってきます。

MESSAGE探求家の言葉

販売営業の時に、自分の知識不足が理由でお客様にうまく伝えられなかったことがあり後悔したことがありました。それからは、調べたり勉強したり、思い立ったらすぐにやるということを心掛けています。