生活に欠かせない「住」の領域で、お客様に「住宅」という商品をダイレクトに届けることができるのが不動産業です。住宅購入というお客様の人生の一大イベントに立ち会えるこの仕事は、挑戦してみたいことの一つでした。
人と関わることが好きで目立ちたがり屋な性格なので、お客様との距離が近く密に関われるこの仕事は、自分の持ち味を活かしやすく、大きなやりがいにもつながると思いました。お客様の記憶に残り「あなたに担当してもらえてよかった」と思っていただけるような営業を目指して、常に前向きに取り組んでいます。
また、アグレ都市デザインに惹かれた理由は会社の企業理念に共感したためです。アグレで働いている知人の紹介をきっかけに会社を知ったのですが、入社前から企業理念を体現するようなエピソードをいくつも聞き「ぜひここで一緒に働きたい」と思ったのも入社の決め手です。
アグレではノルマはなく、成功するかどうかよりもそこに至る過程を評価されます。
前職の営業では、個人成績や数字がすべてでした。数字を上げることが偉いという風潮で、過程を評価されたことがほとんどなかったため入社後はそのギャップに驚きました。数字に追われていた前職では、自分のことに必死で視野を広く持てなくなっていることもありましたが、アグレでは「人の成長こそが企業の成長であり、誰かを成長させることが自らの成長につながる」と意識している社員が多く、後輩にも真摯に向き合って育てようとする上司や先輩が多いです。チームワークの意識が強く、風通しの良さを感じました。
現在は、主に練馬区のプロジェクトを中心に販売をしています。
各部署の担当者から、建物の構造や仕入れ・プランの思いなどを直接聞くことで、お客様にとって最適なご提案ができるよう常に準備をします。これができるのはアグレの持つ『自社一貫体制』の強みだと感じます。また、その土地の特徴や周辺環境についても詳しく把握するのは営業にとって重要な仕事です。実際に目で見て耳で聞いた経験を大事にしたいと思い、販売開始前から現場に足を運んでいます。
新築住宅を購入することは、お客様にとって人生の大きな決断です。だからこそ、信頼と誠実さを大切にし、最良のサポートを提供できるよう日々努力しています。
職場での人間関係はもちろん、お客様や取引先の方などたくさんの人と関わる中で、まずは自分が笑顔でいることで、相手の緊張を和らげたり、話しやすい雰囲気をつくることができます。特に初対面の方と接する場面では、第一印象が笑顔であることは、その後の信頼感につながると実感しています。
笑顔を意識することで、チームの雰囲気を明るく保ち、前向きな空気をつくることもできます。もちろん、笑顔だけですべてがうまくいくわけではありませんが、どんな状況でも人に優しく、自分も前向きでいられるよう「笑顔を忘れないこと」は私の中でいつも変わらない大切な軸になっています。
仕事を進めるうえで、職場の空気感やチームの雰囲気は、想像以上に仕事に大きな影響を与えます。どれだけ優れたスキルや知識があっても、空気が張りつめていたりコミュニケーションが不足していると、本来の力を発揮できなくなってしまいます。ちょっとした雑談や声かけがきっかけでホッとできたり、状況を読みながら周囲に気を配り、必要なときに寄り添うことでメンバーのモチベーションアップや協力体制の強化につながると信じています。
ムードメーカーとして明るくすることはもちろん、そういった良い雰囲気づくりに貢献していくことを会社は期待してくれているのではないかと思っています。
印象に残っているエピソードは数えきれないほどありますが、一つ選ぶとすると「電話対応が購入の決め手になった」とお客様から褒めていただいたことです。
営業をやっていると「対応がスピーディーだった」「丁寧な接客をしていただいた」など、お客様と実際にお会いした後にお褒めいただけることがあります。そんな中で、お会いする前の対応を褒めていただけたということは、あまり経験がなかったので印象深かったです。
入社2~3年目のころ、非通知からの着信を取りました。そのお客様は、不動産の電話営業に不信感をいだいている方だったようですが、私はいつも通りの気持ちで対応をさせていただきました。その後「その時の電話の対応が丁寧な話し方だったので一度会ってみたいと思った」ということを伺い、実際にご契約にもつながりました。
このエピソードは自分の中でとても印象に残っており、自身の接客の根幹になっています。接客は相対する前から始まっているのだと実感しました。