2020年 新卒入社
東京支店 販売営業

矢木 郁夫 IKUO YAGI

入社の決め手は何ですか?

最初から最後までお客様に寄り添う「自社一貫体制」が入社の決め手です。

学生時代は、「将来は人と関わるような仕事がしたい」という希望があったものの、不動産業界にこだわっていたわけではありませんでした。就職活動で色々な業界の会社説明会に参加した中で「注文住宅は3回建てないと理想の家にならない」という話を聞きました。では「建売の戸建てであれば、その道のプロが土地にあったものを建てるので確かなものが建てられるのではないか?」という思いに至り、「建売住宅」に興味を持ちました。建売の戸建て分譲事業に特化している会社はなかなか無かったのですが、エージェントからアグレ都市デザインを紹介して貰った時、「ここだ!」と直感しました。さらに、仕入れ・設計・施工管理・販売を全て自社の社員がやっているため、最初から最後までお客様に寄り添っているという点も良かった。入社後に不動産の知識を深く身につけるためにも「自社一貫体制」という環境は自分には最適だと思いました。

入社後のギャップは何ですか?

待っているのではなく、自ら進んで学ぶ姿勢が求められます。

大手の不動産会社ですと入社後半年位は現場に出ずに、社内で研修を受けるかと思います。しかしアグレでは入社してすぐに(先輩社員と一緒に)お客様に接する機会が多くあります。いち早く現場に出て、先輩社員の仕事ぶり(お客様へ対する言葉遣いや態度)や打合せの雰囲気を肌で感じることができる。早く仕事を覚えたいと思っていた私には良いギャップでした。また、学生時代は受け身でいることが常ですが、入社後は「ただ待っている」だけでは何も仕事が進みません。能動的に知識を身につけ、仕事を前に動かしていく自主性が必要になります。

今どんな仕事をしていますか?

豊島区の2棟現場を担当しています。

「販売戦略会議」が先日終わって、営業用の内部資料を準備しています。例えば、開発現場周辺の地図を俯瞰してみると、この一角だけ区画がきれいに整備されているということに気づきました。さらに土地の歴史を調べていき、過去に耕地整理というものが行われていることが分かりました。そういった街の背景や土地の持つ魅力を様々な角度から調べます。そこからどんな街並みが形成され、さらにアグレの都市開発が土地の資産価値にどう影響するかなどをお客様にご説明できるよう、分かりやすい資料を準備しているところです。

入社して3年目。後輩に教える立場での難しさや工夫は何ですか?

新入社員と同じ目線でものを見ることで、自らも気づきを得ています。

東京支店は少人数ということもあり、新人1人に対して固定で1人指導係が付くのではなく、チーム全体で教育する体制を取っています。工夫していることは、新入社員と同じ目線でものを見ながら、一緒に仕事を進めていくこと。私が新入社員だった時を思い返してみると、言葉だけで教えて貰っても理解できないことがたくさんありました。ですので、自分が教える時は「まずは自分でやって見せ、それから一緒にやってみる」ことを実践しています。一緒に業務を進めることで新入社員と同じ目線に立つことができるし、何気ない質問に上手く答えられなかったりすると「あ。ここは自分でも曖昧なまま進めていたな」と気づきが生まれ、自分自身の仕事への理解も深まることを実感しています。ただし、自分自身の失敗から学べることもたくさんあるので、「はじめは失敗しても良い」という気持ちで思い切って積極的に取り組んでみるという経験も、新人の内は大事ではないかと思います。

ファイナンシャルプランナーの資格を取得した目的はなんですか?

お客様により安心して家を購入して頂きたいと思ったからです。

先日ファイナンシャルプランナー2級を取得しました。お客様が家を探している時は、常に金銭的な不安がつきものです。その不安にいち早く寄り添いたいと思い資格を取得しました。
例えば、お家の購入にあたって、ご親族や持ち家が絡む方だと、税金とは切っても切り離せない関係にあります。基本的に税制は分かりにくいため、ご自身の状況を正しくご理解している方は多くない印象を受けます。そのためなるべく嚙み砕いてお話ししたり、一般的な事例を交えながらご説明することで、今の状況をご理解いただくことを目指しています。そうして安心していただければ、すごく嬉しいですし、勉強して良かったと思います。次はより実践的に知識が付けられる1級の取得に向けて、今も勉強を続けています。

印象に残っているエピソードを教えてください

お客様には努力は見せず、安心感を持って頂けた案件です。

ある案件で、ローンが厳しかったお客様がいらっしゃいました。通常の案件であれば住宅ローンは2~3社探すと審査が通る銀行が見つかります。そのお客様はかなり特殊なご事情があり、なかなか審査が通る銀行が見つからない。一週間毎日毎日色々な銀行に電話をかけました。せっかく気に入った家が見つかったのに、お客様をがっかりさせたくないという気持ちで諦めずに探し続け、20カ所以上もの銀行とやりとりをしてやっと見つけることができました。一週間後「ご安心ください。審査の通る銀行様がありますよ」とお客様にご紹介できた時の安堵感は今でも忘れません。
少し話はそれますが、本当にたくさんの銀行とやりとりしたことで、金融知識がとてもたくさん身に付きました。その知識を次のお客様のご提案にも活かして仕事をしています。

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